製造業向けフレコン完全ガイド
現場で実際に起きる課題と、その対処法まで解説
はじめに|なぜ“フレコンバッグ選定”で現場トラブルが起きるのか
製造業の現場では、フレコンバッグは消耗資材として扱われることが多くあります。
しかし実際には、
充填効率
作業安全
保管スペース
原料ロス
工程安定
に直接影響します。
多くのトラブルは、「フレコンバッグそのものの品質」ではなく、用途に対して仕様が合っていないことから発生しています。
本ガイドでは、実際の現場で起きやすい課題をもとに、選定の考え方を整理します。
EBO産業株式会社は、大阪・関西、北陸エリアを中心に製造業向けフレコンバッグを供給しており、用途別の調整や継続供給体制の構築に対応しています。
第1章|実際によくある現場トラブル
ケース①「1トン入らない」
現象
1トン対応袋を使用しているのに、規定量まで充填できない。
原因
原料の比重を考慮していない
体積不足
密度変動「1トン対応=1トン入る」という誤解が原因です。
改善の考え方
原料比重確認
必要体積再計算
ワンサイズ上の設計検討
▶ 実務ポイント
耐荷重と内容量は別概念である。
ケース② 粉漏れが止まらない
現象
縫製部から微粉が漏れる
投入口周辺が汚れる
作業場の清掃負担増加
原因
粉体粒径が細かい
内袋未使用
縫製仕様が標準仕様
改善策
内袋追加
縫製強化(不織布追加)
投入口構造変更
▶ 実務視点
粉体用途は「標準仕様」で考えない。
ケース③ 充填作業が遅い
現象
充填時間が想定より長い
充填途中で詰まる
作業者が袋形状を整えている
原因
投入口径が設備に合っていない
フレコンバッグ形状が安定しない
サイズが小さすぎる
フレコンバッグ仕様が設備に最適化されていないことが原因です。
ケース④ 保管スペースが足りない
現象
倉庫がすぐ埋まる
積み重ねが不安定
原因
パレット寸法と不一致
高さ設計が非効率
▶ 改善策
保管環境を前提にフレコンバッグサイズを設計する。
第2章|既製品と特注の“本当の使い分け”
既製品が適している状況
原料特性が安定
標準容量で問題なし
設備変更予定なし
この場合、既製品は十分に合理的です。
特注が有効になるタイミング
以下のいずれかが発生している場合:
現場で小さな変化が蓄積している
充填時間が基準より長い
粉塵清掃が常態化している
過去に破袋事故がある
特注は“問題が大きくなってから”ではなく、小さな違和感が出始めた段階で検討するものです。
第3章|供給安定が与える“心理的安定”
実務では、フレコンバッグが足りるかどうか
という不安が現場の判断を鈍らせます。
仕様が毎回微妙に違う場合:
作業手順変更
教育負担増
トラブル原因の特定困難
フレコンバッグ仕様の固定は、作業標準の固定につながります。
第4章|選定時の実践チェックリスト(現場用)
現場で実際に確認すべき項目:
内容物
比重
粒径
含水率
静電気特性
設備条件
投入口径
排出方法
充填高さ
保管条件
屋内外
積み重ね段数
パレット寸法
供給条件
年間使用量
納期余裕
継続ロット確保可否
第5章|大阪・関西・北陸エリアでの対応
EBO産業株式会社は、大阪・関西・北陸エリアを中心に製造業向けフレコンバッグを供給しています。
既製品在庫対応
特注設計対応
継続供給体制
用途別提案
単なる販売ではなく、用途と工程を前提に仕様を検討します。
最終まとめ|フレコンバッグは“工程の一部”である
製造業向けフレコン選定では、
原料特性理解
容量計算
設備適合
保管効率
供給安定
を総合的に判断します。
現場で起きるトラブルの多くは、フレコンバッグの品質問題ではなく、設計不一致から生まれます。
フレコンは単なる袋ではなく、工程の一部として設計すべき資材です。
